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あけましておめでとうございます、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
本年もきたつじ歯科クリニックをよろしくお願いいたします。
当院では全顎的な難易度の高い治療も行っています。
いわゆる、歯がボロボロになっている状態でも、適正な顎の位置を診断し、最終的に機能的・審美的に問題のないお口の中へと治療することが可能です。
通常の歯医者での治療となると、適正な顎の位置を無視して治療を行う場合が大く、結果として治療後に長持ちしない場合が多いです。
術前がこのような状態の患者さんが来られたとします。主訴は前歯が取れてしまったとのことです。
例えばこの今の顎の位置、つまり現状の噛み合わせで前歯だけの治療したとしても、前歯はすぐに取れると予想されます。
それはこの方が、長年さまざまな歯医者で治療を受けたことで、顎の位置が前方にずれてしまっていて、咬合高径という噛み合わせが低下し、上の歯と下の歯の間にスペースがなくなってしまっているからです。
こういった場合は残念ながら、全顎治療を行わないと問題は改善しません。
咬合高径、つまり噛み合わせを正しい高さに改善し、その上で被せ物を再度作ることで、審美性・機能性のどちらも得ることができ、結果として長持ちするお口の環境に改善することができます。
術後の状態が下の画像になります。
前歯部は色調を重視し、ジルコニアセラミッククラウン、臼歯部は強度を重視して、噛み合わせの面まではジルコニアで覆うタイプのジルコニアセラミッククラウンで治療しています。
ただし、この結果をえる為にさまざまな治療が必要で、かつこのような全顎治療は保険適応外となる為、期間は長くかかり、また費用も高額になっていまします。
この方の場合は、仮歯を3回ほど作り、歯周治療・う蝕治療・根管治療・歯周外科・外科的歯内治療と様々な治療をおこない、この結果となっています。
しかししっかり噛めるということはフレイルの予防につながり、全身の健康にも影響する為、長生きし、充実した生活を送れるように、お口の中の状態をよくするというのはとても大切なことと考えます。
お口の中がボロボロになっていて、お困りの方、全顎治療についてご質問等ある方は当院までお気軽にご連絡ください。
かなり内容は省いて説明していますので、より詳しくご説明することは可能です。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)