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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回はインプラント治療のメリット・デメリットについてお話していきます。
歯を失ったときの治療法として、近年ますます注目を集めているのが「インプラント治療」です。従来の入れ歯やブリッジと比べて、見た目の自然さや噛む力の回復度が高いことから、生活の質を大きく向上させる選択肢として選ばれる方が増えています。今回は、インプラント治療の仕組みやメリット・デメリット、治療の流れ、注意点まで詳しくご紹介します。
インプラント治療とは、歯を失った部分のあごの骨にチタン製の人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯(上部構造)を装着する治療法です。チタンは人体との親和性が高く、骨と強固に結合する性質を持っているため、まるで自分の歯のようにしっかりと噛むことができます。
構造は大きく分けて3つのパーツからなります。
インプラント体(フィクスチャー) … あごの骨に埋め込む人工歯根
アバットメント … インプラント体と人工歯をつなぐ部品
上部構造(クラウン) … 実際に口の中で見える人工の歯
インプラントは骨と結合するため、入れ歯のように外れる心配がありません。硬い食べ物もしっかり噛め、食事の楽しみを取り戻せます。
セラミックなどの素材を使うことで、周囲の歯と見分けがつかないほど自然な仕上がりになります。人前でも自信を持って笑えるという声が多いです。
ブリッジ治療では、両隣の歯を削る必要がありますが、インプラントは単独で歯を補うため、健康な歯を守ることができます。
適切なケアを行えば、10年以上機能し続けるケースも多く報告されています。条件が良ければ20年以上使えることも珍しくありません。
インプラントはあごの骨に人工歯根を埋め込むため、外科手術が伴います。そのため体調や持病によっては治療が難しい場合があります。
骨とインプラントが結合するまでに数か月かかることが多く、全体の治療期間は半年以上になることもあります。
インプラントは保険が適用されない自由診療のため、1本あたり数十万円の費用がかかります。ただし、長期的に使えることを考えるとコストパフォーマンスは高いとも言えます。
インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病のような「インプラント周囲炎」にはかかります。定期的なメンテナンスと毎日の丁寧な歯磨きが欠かせません。
インプラント治療をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)