Blog
ブログ
Blog
ブログ
こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はクレンチャーについてお話していきたいと思います。
歯科関係者でなければなかなか耳にはしない言葉だと思います。
ぐーっと歯を噛みしめる癖のことをクレンチングと言い、クレンチングをする癖がある人のことを一般的にクレンチャーと呼びます。
クレンチングをすることで歯に過大な力がかかり、歯に痛みやしみる症状が出ることがあります。
また歯自体も欠けてきたり、被せ物や詰め物が取れたり、顎関節に痛みや違和感などの症状が出ることがあります。
ではどうやって噛みしめている癖があるかどうかを我々歯科医師は判断しているでしょうか?
症状をもとに判断することもありますが、口腔内写真を見るだけで分かったりもします。
下の画像を見て頂きたいと思います。
この画像の方は典型的なクレンチャーの方です。
まずわかりやすいのが画像の青丸の部分ですが、明らかに歯が欠けていることがわかります。
食いしばることにより歯の頭の部分や歯ぐきに近い部分(歯頚部)がかけることがよく起こります。
また緑の丸の部分を見て頂きたいのですが、歯に過大な力がかかると、歯の周りの骨が添加され、モコモコした形になります。
これを一般的に骨隆起と言います。クレンチャーの方は奥の歯の周りや、前歯の唇側に骨が添加されることが多いです。
また後日クレンチャーの方への対策などはお話したいと思います。
鏡を見て骨がモコモコしているなど、気になった方は一度ご相談下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)