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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回はジルコニアセラミックスクラウンによる審美改善についてお話させていただければと思います。
審美的な改善を目的に来院される方は非常に多く、主に被せ物の際からの変色や、被せ物自体の色や形に不満があったり、小さい虫歯、歯列不正など、原因は多岐にわたります。
今回は被せ物の劣化により、色調の不具合と、被せ物の際から虫歯になっていたケースのご紹介になります。
術前の状態が下の画像になります。右上の2番目の歯(側切歯)、右上の1番目の歯(中切歯)、反対側の2番目と1番目の歯に被せ物が廃いています。
この被せ物自体も、十数年前に保険外で治療をされたものとのことで、被せ物の種類としては、メタルボンドという被せ物になります。
メタルボンドは、金属の上にセラミックスを貼り付けたもので、審美的なものではありますが、最近はセラミックスクラウンやジルコニアクラウンの使用頻度が高く、今は使用頻度がかなり少なくなった被せ物かと思います。
被せ物の際治療の場合は、既存の被せ物をまず外すことから治療がスタートします。
今回被せ物を外すと、下のような状態になっていました。
被せ物の中で大きく虫歯ができていることが確認できます。
この方の場合、4本の歯全てで神経を取る処置がされていたので、特に虫歯で痛みが出ることはありませんでした。
痛みが出ないのでいいことのように聞こえるかもしれませんが、痛みは歯の異常を知らせる大事な機能であり、神経を極力残した方がいいのは、このことからも言えます。
今回は神経がなく、痛みも出なかったため、内側で虫歯ができていても、気づけなかったようです。
この方は歯ぐきの位置の改善と、虫歯でなくなった歯質を獲得するために、外科処置を併用しています。
外科処置後、1ヶ月の写真です。炎症も落ち着き、歯の長さを獲得できたので、ここから土台を立たせて、被せ物を作る処置に移行していきます。
最終の被せ物が入った写真が下の画像になります。
この方はかなり難しい歯の色調をしていたので、ある程度白く、かつ不自然な色にならないように歯科技工士さんにジルコニアセラミックスクラウンを作製していただきました。
術前・術後が下の画像になります。
審美治療にご興味のある方はお気軽にお声がけください。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)