Blog
ブログ
Blog
ブログ
こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はセメント質剥離についてお話させて頂きたいと思います。
セメント質とは、上の画像で見て頂くとわかりやすいのですが、歯根表面を覆っている部分を指します。
歯周病が進行すると、歯周ポケットが深く形成され、セメント質の表面に歯石がついてしまいます。
このセメント質が噛み合わせによる過大な力を受けると肥大化し、その後剥離を起こすことがあります。
セメント質が剥離すると、そのセメント質が感染源となってしまい、深い歯周ポケットができ、周りの骨も吸収を起こし、歯ぐきが腫れたり、膿が出てきたりします。
このセメント質剥離は加齢により起こるとも言われており、メインテナンス中に突如歯周ポケットが深くなった場合に疑われるものの1つとして挙げられます。
力による影響が大きいとされてもいます。
予防方法としては就寝時にマウスピースを着用することが大事です。
また定期的に歯科医院で歯周ポケットの深さを検査したり、レントゲン写真の撮影をしましょう。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)