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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は当院で行なったセラミックインレーの症例のご紹介になります。
当院ではセラミックなどの審美治療に特化しており、特にセラミックを装着する際には特に慎重に処置を行なっています。
セラミックインレーは間接修復治療と言われる治療に分類されており、通常2〜3回治療回数がかかってきます。
1回目の来院時に、麻酔後、虫歯を完全に取り切っていきます。その際虫歯が神経に近い場合は一旦仮の材料で補強し終了になる場合もありますが、神経とある程度距離が確保できている場合はその日の内に型取りまで行なっていきます。
その後型取りをした模型に対し、歯科技工士さんがセラミックの詰め物を作製してくれます。
下の画像は2日目にセラミックを試適した状態の写真です。
向かって右から2番目の歯に試適をしていますが、この段階でも歯を非常に馴染んでおり、どこに詰め物が入っているかあまりわからないですね。
試適で問題ないと確認できたら、口腔内にラバーダムというゴムのマスクを装着していきます。
これを行うことで、唾液などの侵入を防止し、接着力をより強固にすることができます!
また詰め物を口腔内落とす心配もなく非常に安全に処置を行えます。
実際には下の画像のようになっています。
そこから歯の表面の処理や、セラミックの処理を行い、口腔内にセラミックの詰め物を最終装着していきます。
このようにラバーダム防湿をしてセラミックを着けるクリニックは非常に少ないです。
ではなぜこのラバーダム防湿をしないのでしょうか??
いくつか理由をあげたいと思います。
①処置の時間がかかる
ラバーダム防湿をする場合は器具を歯にかけ、シートを張り、そこから表面処理をするので、慣れていると時間はそこまでかからないのですが、苦手意識のある先生も多いのかと思います。
当院ではセラミックの装着には1時間〜1時間半ほど時間をかけて、丁寧に処置を行います。
②コストがかかる
ラバーダムシートの費用はもちろん、器材を揃えるのに費用がかかります。
当院では根管治療でもラバーダムを用いて行なっています。
③ラバーダムをかけるのがそもそも難しい
といった理由があるかと思います。
最終の口腔内の状態です。
とても審美的なセラミックが入り患者さんも非常に喜ばれました。
口腔内の詰め物は何で治すかも大事ですが、どこで治療するかも非常に大事です。
治療をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)