セラミックスインレー　症例｜きたつじ歯科クリニック｜尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

今回はセラミックスインレーの症例を見ていただきたいと思います。

 

セラミックスの治療は当院でも頻繁におこなう治療ですが、保険外の治療の為、セラミックスを選択されるのに躊躇する方も多いと思います。

 

今回ははセラミックスのメリットとデメリットに焦点を当ててお話させていただきたいと思います。

 

下の症例は、下顎の５番目の歯（第２小臼歯）と６番目の歯（第１大臼歯）にセラミックスインレーの治療をおこなったものになります。

術中と術後の写真になりますが、隙間がなくピタッとセラミックスがセットされていることが確認できるかと思います。

 

 

まず、セラミックスの利点として挙げられるのは、その適合精度です。

当院では保険の治療で主におこなわれる、寒天とアルジネートという印象（型取り）方法ではなく（下の画像の様なもの）

 

シリコン印象（下の画像の様なもの）という、寸法変化の起こりにくい材料を使って型取りをしています。

シリコン印象の利点は、寸法変化が少ないだけではなく、１つの型取りでいくつも模型を作ることができるため、技工士さんとしても作業がしやすいとされています。

 

またセラミックスの利点として、色調を合わせることが可能となる為、自然な歯の様な審美性を得ることができます。

当院では、シェード写真と言って、色の見本を歯に合わせて、写真を撮ることで、色調を歯科技工士さんに伝えているので、非常に色の馴染みがいいです。

 

下の様な写真を見て技工士さんは色の調整を行なっていきます。

 

 

またセラミックスは、従来の銀の詰め物と比べ、熱伝導率の関係で、術後にしみる症状が起きにくいとされています。（接着剤の化学的な刺激により術後しばらく症状が出る場合はあります。）

 

接着という様式を用いて歯とくっつけるため、歯とセラミックスの際からの２次う蝕も起きにくい為、将来的に歯を長く健康に使っていきたいという方にはとても適した治療方法になります。

 

保険外の治療ということで抵抗を感じやすいですが、保険の治療を何回も繰り返すことで歯の寿命は格段に縮まっていきます。

それにストップをかけることができるセラミックス治療はとても素晴らしい治療なので、お気軽にご質問等あればしていただければと思います。

 

きたつじ歯科クリニック

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院長　北逵　圭佑（きたつじ　けいすけ）