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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はテトラサイクリン歯についてお話させて頂きたいと思います。
テトラサイクリン歯とは、テトラサイクリン系の抗生物質を服用することで、変色した歯のことを指します。
テトラサイクリン系の抗生物質は、日本では昭和40年代頃に風邪薬のシロップとして用いられていましたが、歯の対する副作用が報告されてからは、妊婦さんや子供への使用は控えられています。
歯が生えてから服用するのは問題ありません。
歯の形成期にこの抗生物質を大量に摂取することで、歯の変色が起き、1度着色がついてしまうと簡単には取ることができません。
もともと色のついているテトラサイクリンが象牙質のカルシウムと結合し色が浮き出るイメージになります。
また、色は紫外線によって濃くなるため、生えたての歯は着色がなくても、数年で色が濃くなってきます。
下の画像のようなイメージです。
テトラサイクリン歯の対応としては主に以下の3つがあります。
①ホワイトニング
②ラミネートベニア
③セラミックス/ジルコニア クラウン
程度によりどれが対応になるかは異なるので、歯の変色で気になる方はお気軽にお声がけ下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)