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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
先日、ヒアルロン酸とボツリヌストキシンのセミナーを受講してきました。
大阪で1日で行う講義と実習で、今まで経験したことがなかった内容であったので、非常に新鮮で、勉強になりました。
ヒアルロン酸は口唇やほうれい線に注入することで、審美的な改善を行うことができます。
ではその分野は本当に歯科の領域かと思われるかもしれません。しかし我々歯科医師は、普段から、顔や口唇、また下顔面など様々な情報を用いて歯の治療を行なっていきます。
例えば、歯だけでは唇がすぼんでいるのを改善できない場合もあり、そういった時にヒアルロン酸を用いることで大きな審美改善に繋げることができます。
また、ボツリヌストキシンは噛み合わせが強い方に用いることで、装着したセラミックスやジルコニアなどを守ることもできます。
噛み合わせが強く、セラミックスが割れた経験や話を聞いたことがあるかもしれません。
ただセラミックスが割れる場合、多くは接着操作のエラーや、セラミックスなど厚みの不足が原因であることも多いですが、力(食いしばりや歯軋り)が原因であることもあります。
そういった場合の改善の方法はなかなか難しく、かといって食べない訳にもいかないので、そういった場合に非常に有効な手段となります。
これと合わせて夜間就寝時のマウスピースを用いることで、さらに割れる危険性はグッと減ると思います。
一般的にはボトックスで知られていますが、ボトックスは医科の領域で用いられる商品の名前であり、歯科ではボツリヌストキシンというとのことです、
またボツリヌストキシンは食いしばりにより、頬の筋肉などに痛みがある場合にも、その痛みを和らげることもできます。
簡単にいうと、筋肉に働きを阻害することで、今までかかっていた過剰な力を制限することが目的となっています。
せっかく費用をかけて行なったセラミックスやジルコニアの審美治療が無駄にならない為にも、治療して終わりではなく、アフターケアもしっかりと行い、長く使えるように意識していただけると幸いです。
当院では、ヒアルロン酸とボツリヌストキシンの治療を行なっているので、お気軽にお声がけ下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 201
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)