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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はホワイトニングができない場合についてお話していきたいと思います。
まず、ホワイトニングの禁忌として、無カタラーゼ症の方が挙げられます。
無カタラーゼ症とは、体細胞に存在するカタラーゼ (過酸化水素を分解する酵素) が先天的に欠損している疾患になります。
10歳未満の小児に現れ、口腔に進行性の壊疽性潰瘍を伴うことが多いとされています。
では、なぜホワイトニングができないかと言うと、ホワイトニングには過酸化水素という薬剤を使用します。
健康な方はこれらの薬剤を誤飲してしまっても問題はありませんが、無カタラーゼ症の方は薬剤に含まれる過酸化水素を体内で分解できない為、体内に成分が蓄積してしまい、重篤な口腔内疾患を引き起こす恐れがあるため、原則ホワイトニングができません。
ホワイトニングをご希望の方は、事前にこういった適応について確認させて頂いていますので、ご了承頂ければと思います。
ホワイトニングに関してご質問のある方は、お気軽にお声がけ下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)