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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は予後不良歯についてお話させて頂きます。
下の画像をまず見て頂きたいと思います。
左下の6番目の歯になりますが、この歯に関してはいくつか問題点があります。
①つ目は、根尖病変になります。2根ありますが、どちらも歯根の先に病変があり、手前側(画像では左側)の根の先の病変はかなり大きくなっていることがわかります。
②つ目は、分岐部病変といい、2根の間にも病変があり、この分岐部が病変でやられると予後がかなり悪いとされています。
③つ目は、髄床底と呼ばれる歯の底の部分に穴が開いていることです。
これら3つをふまえて抜歯となりました。
このように多数の問題を抱える歯は残念ながら抜歯になってしまう場合が多く、もし無理矢理残したとしても、痛みや腫れが出る可能性が高いです。
このようにCTを用い、歯の状態を正確に把握し、お話するように当院では努めています。
些細なお悩みでもお気軽にご相談下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)