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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は冷たいものや熱いもので歯がしみる理由についてお話させて頂きたいと思います。
歯の外側にはエナメル質と呼ばれる硬い組織があり、通常問題のない歯には冷たいものや熱いものでしみることはありません。
しかし、虫歯が大きく進行し、中の象牙質と呼ばれる組織まで及ぶと、象牙質には象牙細管という、神経まで繋がっている管によって、冷たい刺激を神経に伝えることでしみる症状が起こります。
また噛み合わせや歯周病により、歯ぐきがが退縮し、象牙質が露出することで、知覚過敏でもしみる症状は起こってきます。
では、熱いものでしみるのはどういう時に起こるでしょうか?
熱いものでしみる時、虫歯により神経に炎症が起こり始めている場合に起こることが多いと考えられています。つまり、虫歯がかなり大きくなってしまっている場合です。
この状況でも、早めの処置が必要ですが、そこからさらに自発痛と言って何もしていなくても痛む場合は、神経に虫歯の菌が感染してきているので、一刻も早い処置が必要になってきます。
歯のしみる症状を感じられている場合は、レントゲン写真などによる、診査が必要になりますので、早めにご連絡頂ければと思います。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)