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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は、出っ歯を被せ物で治せる??というテーマでお話させて頂きます。
通常、歯の位置を変える場合は、矯正が必要になります。
しかし、矯正となると時間や費用がかかるということで、避けられがちなのも事実かと思います。
今現在セラミック矯正という言葉をよく聞くことがあります。
セラミック矯正とは、通常の矯正とは異なり、歯を削ったり、位置の悪い歯を抜歯したりして、被せ物で無理矢理歯の向きを変えるというものになります。
では、このセラミックス矯正の何が問題かというと、歯には神経があり、無理な軸の方向に削ることで神経に多大なダメージがかかり、場合によっては神経を取らなくてはいけません。
また力のかかる方向と被せ物の方向が異なるので、脱離しやすかったり、隙間が空いて虫歯ができやすくなります。
また力のかかる方向が被せ物と、歯の歯根で方向が変わるので、被せ物が外れやすかったり、虫歯になりやすかったりします。
しかし、被せ物でも多少の向きの補正は可能になります。
下の画像を見ていただくと向きが変わっていることがわかると思います。
この症例は神経を残した状態で治療が完了していますが、仮歯で症状が出ないかをしっかり確認しています。
しかし、今後何かトラブルは起こる可能性はあるので定期検診は必須になります。
矯正が必要か、被せ物で対応できるかお気軽にご質問下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 201
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)