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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は前歯部の審美改善を目的に来院された方の症例を見ていただければと思います。
前歯部の歯の形態や色調は審美性に大きく影響を及ぼします。
歯列不正により、審美性が悪くなっている場合はもちろん矯正治療が必要となりますが、今回は、他院で入れた仮歯の形態と色調が気になり、当院に相談として来院されました。
術前の写真が画像の上のものとなります。
前歯の右上の犬歯から、反対の犬歯まで6本の仮歯の被せ物が入っている状態でした。
形は左右で統一感がなく色調も人工的で、歯と歯ぐきの際もあっていない状態でした。
歯の際が合っていないことで、歯がしみていて、また痛みもある状態でした。
術後が下の画像となりますが、とても審美的な被せ物を入れることができ、患者様も非常に喜ばれました。
ただ、この歯の完成はすぐできたわけではありません。
なぜかというと、もともと仮歯があっていないせいか、6本すべてに虫歯があり、また歯によっては神経の治療からやり直す必要がありました。
治療の流れとしては以下のようになります。
1.最初の状態の型取りを行い、歯科技工士さんと歯の形を相談、その形で仮歯を作製してもらう。
2.中の土台となり歯の虫歯治療・根管治療を行う。また治療のつど、仮歯の修正も行なっていきます。
3..土台の治療が終了後、再度歯科技工士さんに仮歯を作ってもらい、最終の歯の形態の確認を行います。
4.最終の被せ物をセット後、定期的なメインテナンスを行なっていきます。
このように、最初に治療計画を立案し、それに従い治療を行うこと、ベストな結果をもたらすことが可能となります。
例えば、最初の状態で虫歯があったり、根管治療に不備がある状態で無理やり最終の被せ物を作製し、セットすると、後で必ずトラブルが起こってしまいます。
当院では、審美治療に特化して診療を行なっていますが、もちろん他の治療にも手を抜かず取り組んでいます。
なお、審美治療は保険外治療の適応となりますが、保険内で行える治療もございます。
審美治療やその他の治療をご希望の方は当院までお気軽にご連絡ください。
ご予約はお電話や当院のホームページから可能となっています。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)