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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は、前歯部審美改善の症例のご紹介をさせていただきたいと思います。
前歯部の審美不良で治療を行なっていくこととなった患者さんです。
下の画像が術前の状態になります。
歯ぐきのラインに左右差があることがわかります。
一旦被せ物を外していくと、歯の土台が虫歯だらけになっていることが確認できました。
下の画像が被せ物を外し、ある程度虫歯を取り、歯の形を調整した後の状態になります。
虫歯により、歯の根管の中の根充材(ピンクの部分)が見えている状態でした。
また左上の2番目の歯(画像では右側)の位置が悪く、この位置により歯ぐきのラインが悪くなっていることから、歯ぐきの位置を変更するには、この歯をまずどうにかする必要があります。
方法としては以下の2つがあります。
①矯正により歯の位置を改善する
②抜歯を行い歯ぐきのラインを合わせる
今回の場合、矯正を行うとしても、スペースがなく、もし矯正を行うのであれば全顎的な矯正が必要となり、患者さんはそこまでの治療を希望されなかった為、抜歯をおこなう計画となりました。
抜歯を行い、また歯ぐきのラインを調整した後の状態です。
虫歯もきれいに取り除かれ、また歯ぐきのラインのいびつさも改善していることが確認できます。
この写真は最終の被せ物を作る前の状態で、歯ぐきの炎症もほとんど見られません。
また後日触れさせていただきますが、この歯ぐきのラインを作るために、歯ぐきの移植や、歯ぐきの切除等もおこなっています。
最終の被せ物が下の画像になります。
患者さんが白い歯を希望された為、今回はかなり白めの歯を装着させていただいています。
被せ物の形はある程度、横の歯や下の歯の影響を受けますが、色の関しては、多数の歯の治療の場合は患者さんの希望に合わせることが可能です。
最終はジルコニアセラミックスクラウンという、強度・審美性ともに非常に優れている被せ物を装着しています。
見た目も形も患者さんの希望通りの被せ物が入り、とても喜んでいただけました。
当院では被せ物、特に前歯部の審美領域の治療に力を入れて診療をおこなっています。
審美的な改善やお困りのことがある方は、お気軽にお声がけください。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 201
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)