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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は子どもの仕上げ磨き、いつまで必要?というテーマでお話します。
― 「もう自分で磨けている」は本当に大丈夫? ―
「そろそろ一人で歯磨きできる年齢ですよね?」
「毎日仕上げ磨きをするのが大変で……」
小さなお子さんを持つ保護者の方から、よく聞かれる質問のひとつが
『仕上げ磨きはいつまで必要なのか』という疑問です。
結論から言うと、仕上げ磨きは想像以上に長い期間必要です。
ここでは、なぜ仕上げ磨きが重要なのか、いつまで続けるのが理想なのかを、分かりやすくご説明します。
小さなお子さんは、歯ブラシを持って一生懸命磨いているように見えます。
しかし実際には、
・同じところばかり磨く
・奥歯や歯の裏側に歯ブラシが届いていない
・力が弱く、汚れが落ちきっていない
といったことがほとんどです。
特に乳歯や生えたばかりの永久歯は、溝が深く、虫歯になりやすい形をしています。
「自分で磨いているから大丈夫」と思っていても、磨き残しが多い状態になりやすいのです。
仕上げ磨きというと、「一応見てあげる」「軽くなぞるだけ」と思われがちですが、
本来は大人がしっかり汚れを落とす仕上げの歯磨きを指します。
子ども自身の歯磨きは「練習」、
仕上げ磨きは「本番」と考えると分かりやすいかもしれません。
特に、
・奥歯の溝
・歯と歯の間
・歯と歯ぐきの境目
これらは、仕上げ磨きでないと十分にケアできない部分です。
一般的に、最低でも小学校低学年(7〜8歳頃)までは仕上げ磨きが必要とされています。
理由は、
・手先がまだ十分に器用でない
・集中力が続かない
・永久歯が生え始め、歯並びが変化する
といった点があるためです。
さらに理想をいえば、10〜12歳頃まで仕上げ磨きを続けられると安心です。
この時期は永久歯が生えそろう大切な時期で、虫歯になると一生影響が残ってしまいます。
仕上げ磨きを嫌がるようになると、
「もういいかな」「本人に任せよう」とやめてしまうケースも少なくありません。
しかし、ここで仕上げ磨きをやめてしまうと、
気づかないうちに虫歯が進行してしまうことがあります。
嫌がる場合は、
・短時間で終わらせる
・声かけを工夫する
・寝る前だけは必ず行う
など、無理のない形で続けることが大切です。
完璧を目指すより、「毎日続けること」を優先しましょう。
仕上げ磨きは、虫歯予防だけでなく、
お口の中の変化に早く気づける時間でもあります。
歯の生え変わりや歯ぐきの腫れ、小さな変色など、
毎日見ているからこそ分かるサインがあります。
また、「今日は上手に磨けたね」「ここが少し汚れてたよ」と声をかけることで、
子ども自身の歯への意識も自然と高まっていきます。
「仕上げ磨きがちゃんとできているか不安」
「どこを磨けばいいのか分からない」
そんなときは、歯科医院でのチェックがおすすめです。
お子さんの歯並びや成長に合わせて、
磨き残しやすいポイントや、歯ブラシの当て方を具体的にお伝えできます。
定期検診を受けることで、虫歯の早期発見・予防にもつながります。
子どもの仕上げ磨きは、
「できるようになったから終わり」ではなく、「できるようになるまで続ける」ことが大切です。
少なくとも小学校低学年までは、
可能であれば10歳前後まで仕上げ磨きを続けることで、
大切な永久歯を虫歯から守ることができます。
毎日の積み重ねが、お子さんの将来の歯の健康につながります。
仕上げ磨きに不安がある方は、ぜひ一度歯科医院にご相談ください。
ご家庭でできるケアを、私たちが一緒にサポートします。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)