インスタグラム web予約

Blog

     

ブログ

子供の指しゃぶりについて|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

子供の指しゃぶりについて

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。

 

今回は子供の指しゃぶりについてお話させて頂きます。

 

指しゃぶりは、1歳半から2歳ぐらいまでは通常見られる習癖ですが、長引くことで歯に影響を及ぼします。

指しゃぶりをすることで、歯に力がかかり、上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方へと押さえつけられます。

それにより、出っ歯になったり、奥歯を噛み合わせたときに前歯がかみ合わない開咬(かいこう)という状態を引き起こします。

下の画像のように上下の前歯に隙間が開いてくると要注意です。

 

さらに、指を強く吸うことで、奥歯を外側から内側に押す力がはたらき、歯ならびの横幅が狭くなります。

一般的にこの狭くなった歯並びの状態を狭窄歯列弓と言い、さまざまな問題が生じます。

3歳を過ぎても、指しゃぶりが続く場合は、寝るときに手袋をはめたり、両手遊びをしたりしましょう。

 

 

(参考文献:プロケアの本 編著 新田浩・茂木美保・小林宏明 デンタルハイジーン別冊 医歯薬出版株式会社)

 

医療法人 きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F

北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)