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小児のう蝕について|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

小児のう蝕について

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。

今回は乳歯のう蝕について説明していきたいと思います。
乳歯列期のう蝕はEarly childhood caries:乳歯う蝕 と言われ、主に家庭環境や社会的・経済的理由が大きいとされています。
好発部位としては、上の前歯や、乳臼歯部の隣接面(歯同士が接している部分)とされています。

また2・3歳で上の前歯にう蝕を認める場合は、卒乳の遅れが原因の場合もあるとされています。

また混合歯列期と呼ばれる時期が子供にはあります。
混合歯列期とは 学童期の乳歯と永久歯が混在している状態を指します。
乳歯から永久歯への生え変わりは、6歳前後に乳歯列の奥の第2乳臼歯(Eとも呼びます)に永久歯の第1大臼歯(大人の6番目の歯)が生えることから始まります。

個人差はありますが、7歳から12歳ぐらいの間に、だんだんと乳歯が抜け落ちて、新しい永久歯に生え変わっていきます。

混合歯列期には萌出してくる第1大臼歯が最初は影に隠れているので、虫歯になりやすいと言われています。しかしこの最初に生えてくる第1大臼歯は一生使っていかなければいけない大切な歯なので、しっかりとケアをしなければなりません。

定期的に歯医者に行って、虫歯がないか、今どこの歯が生えてきているかしっかり確認しておきましょう。

 

参考文献:歯科衛生士のためのカリオロジー 医歯薬出版会社

 

医療法人 きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモール2F

北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)