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小児の悪習癖について|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

小児の悪習癖について

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。

 

今回は小児の悪習癖についてお話させていただきます。

 

悪習癖とは、子供の歯並びを悪化させる癖などのことを指します。

 

例えば、頬杖をつくなどが挙げられます。頬杖をつくことで、ついている側に力がかかり、1回ではそれほど影響はなくても、それが日々の積み重ねにより、歯並びに悪影響与えてしまう場合があります。

歯列としては、力のかかる方向に歯が動くので、ついている側が内側(舌側)に入り込み、歯列不正を引き起こします。

歯列不正が起こることで、結果として将来的に虫歯や歯周病のリスクが高まってしまいます。

 

また、指しゃぶりも歯列不正の原因になります。

指の力が前歯にかかる為、前歯が出っ歯になってしまい、上下の前歯が噛み合わない開咬という状態になります。

こうなることで奥歯の負担が増加し、さまざまなトラブルを引き起こします。

また指を吸うことで、口腔内の内圧が高まり、頬からの力を受け、上顎が狭まり、狭窄歯列となってしまいます。

狭窄歯列となると、上下の歯の位置のバランスが悪くなってしまい、きれいに噛み合わなくなってしまう場合があります。

また、歯が叢生と言ってガタガタになることで、虫歯や歯周病のリスクが増加してしまいます。

指しゃぶりに関しては3歳ぐらいまでは様子見することもありますが、4歳以降となると何らかの対策をしていった方がいいと思われます。

 

爪を噛む癖も挙げられ、爪を噛むことで、歯が削れてしまったり、力がかかることで、歯の成長を妨げたりする恐れがあります。

 

1番はお母さんが注意するのがいいのですが、それでも指しゃぶりや爪噛みをやめない場合の対策としては、爪にマニキュアを塗ることです。

マニキュアを塗ることで、その部分舐めると苦い味がする為、自然とやめることが多くなってきます。

他には絆創膏を貼ったり、手袋をつけさせたりといくつか方法はありますので、お気軽に相談頂けたらと思います。

当院では小児歯科もおこなっておりますので、お子様の歯のことでお悩みの場合など、いつでもお気軽にご連絡下さい。

 

 

医療法人 きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 201

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土日も診療、駐車場も有ります

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北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)