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歯ぎしりについて|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

歯ぎしりについて

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

今回は歯ぎしりについてお話をしていきたいと思います。

 

普段から歯ぎしりをしている事を、家族の方から指摘され、自分自身でわかっている方もいらっしゃいますが、一人暮らしの方だとなかなか気づく機会もないかと思います。

ここでは、歯ぎしりをしている可能性があるのはどんな方かお話していきたいと思います。

 

まず、歯ぎしりに関してですが、発生する原因としてはストレスの関与が大きいとされています。

例えば、仕事をした日の夜と、休みの日の夜では歯ぎしりの発生や、その強さも変わるとされています。

 

では、歯ぎしりをしている方はどういった症状が起こってくるでしょうか??

 

歯ぎしりをすることで、歯に摩耗が生じます。

もともとの歯に比べ、だんだんと歯が小さくなってきている、すり減ってきているという方はおそらく歯ぎしりを頻繁にされていると考えます。

 

また、歯ぎしりをすることで、歯に負担がかかり、歯ぐきが痩せてくることもあります。

歯ぐきが痩せることで、歯が長く見えたり、また象牙質の部分が露出することで、歯に知覚過敏の症状が出る場合もあります。

また歯ぎしりをすることで、歯ぐきの際の歯が少しずつ欠けていき、くさび状の欠損が生じてしまい、ここに冷たい刺激があると、しみる症状が出ます。

 

歯の構造で、エナメル質は硬い構造をしており、冷たい水などの刺激があっても、しみる症状が出ることはありません。

しかし、象牙質は、象牙細管という、神経まで繋がっている構造をしており、冷たい水や食事の刺激を神経まで伝えるのでしみる症状が起こります。

 

なので、今までは歯にしみる症状がそんなに出なかった方で最近になって、歯がしみるようになってきたという方は、もしかしたら歯ぎしりをしていることで、歯と歯ぐきの際の歯が欠けてきていたり、歯ぐきが下がってきている可能性があります。

もちろん、歯が欠けたり、詰め物が取れたことで、しみる症状が出ている場合もありますが、しみる程の欠け方をしている場合は、舌で歯を触った時の違和感で、ご自身で気づく場合が多いです。

 

一方、歯ぎしりによって歯と歯ぐきの際が欠けている場合は、欠け方も大きはなく、なかなか気づかないことが多いです。

以前に比べ、少しでも歯がしみるようになってきたなどある方は、一度歯医者で診てもらうようにしましょう。

 

 

きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階

HP:https://kitatsuji-dc.com

TEL:06-6438-1182

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院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)