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歯ぎしりや食いしばりをしている方の見分け方について|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

歯ぎしりや食いしばりをしている方の見分け方について

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

前回の歯ぎしりの話に引き続き、今回は、歯ぎしりや食いしばりをしている方の見分け方についてお話をしていきたいと思います。

 

歯ぎしりや食いしばりをすることで、歯に取っては、様々なトラブルが引き起こされます。

例えば以下のようなものが挙げられます。

 

・修復物の脱離や破損

・虫歯(2次う蝕)

・歯の破折

・歯周病の進行の加速

・歯肉退縮

・知覚過敏

 

下の2つに関しては前回お話しましたが、他にもこのようなトラブルが起こることがあります。

 

過剰な力がかかることで、以前治療した被せ物や詰め物などの修復物が外れてしまったり、脱離してしまう場合があります。

また、マイクロクラックと言って、歯に小さいヒビが入ると、その小さい隙間に虫歯菌が停滞し、虫歯を作ってしまうこともあります。

 

また歯が折れてしまったり、部分的に歯周病が進行してしまう場合もあります。

 

では、自分が歯ぎしりをしているかどうか見分ける方法をいくつか紹介します。

 

1つ目が骨隆起(下顎隆起)と言って、下の歯の舌側にボコッと骨が出ている方です。

これは我々が、歯ぎしりをしているかどうか見分ける時によく見るポイントになります。

 

2つ目は、歯のすり減りです。下の画像のように歯が一直線にすり減っている方は歯ぎしりにより、歯が磨耗してしまっていて、かなり強い歯ぎしりは長年していることが疑われます。

 

 

3つ目は、象牙質の露出で、これも同様に、歯が経年的にすり減ることで、エナメル質がなくなっていき、内側の象牙質が見えてしまっている状態です。

上の歯の噛み合わせの面はご自身ではなかなか見ることはできないと思うので、歯医者で確認してもらうのがいいかもしれません。

 

 

最後の4つ目は、頬や舌の粘膜に痕がついている場合です。

歯をグーっと食いしばっている方は、間に介在する粘膜に歯の圧痕がつくため、口腔内の軟組織を見ることで、食いしばりの有無がわかります。

 

他にも見るポイントはありますが、これらのポイントを見ることで、日常的に歯ぎしりや食いしばりをしているかがわかります。

 

ご自身で自覚のない方でも、ほとんどの方が何かしらの力がかかっていることが多いので、気になる方は歯医者で診てもらうようにしましょう。

 

きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階

HP:https://kitatsuji-dc.com

TEL:06-6438-1182

FAX:06-6438-1185

院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)