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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は歯の色合わせについてお話をしていきたいと思います。
セラミックスやジルコニアといった審美治療を行っていく場合に、どういった方法で色を合わせるでしょうか??
今回はそのお話を少ししていきたいと思います。
まず、歯科技工士さんに正しい歯の色の情報を伝えることがとても大事になってきます。
当院では下の画像のようなカメラを使い、シェードテイキングと言われる、色合わせの写真を撮影していきます。
当院ではニコンのZ7Ⅱというミラーレスのカメラを使っています。
機種としてはかなり新しいもので、とても綺麗な写真を撮ることができ、正しい情報を歯科技工士さんに伝えることが可能となります。
しかし、ただ歯の写真を撮るだけでは、その診療室の環境に左右され、正確な色の把握が困難となるため、シェードガイドと言われる、色見本も一緒に写真で撮ることで、基準となる歯の色との比較で、色の微妙な差をとらえることが可能となります。
シェードガイドとは下の画像の様なものになります。
シェードガイドにおける歯の色はいくつか種類があり、
・Wタイプ:ホワイトニング用の色味。
・Aタイプ:赤茶色がベースの色味。(日本人の中でも多くがこのAタイプです)
・Bタイプ→赤黄色がベースの色味。
・Cタイプ→灰色がベースの色味。
・Dタイプ→赤灰色がベースの色味。
の4つの色味プラスホワイトニング用の1つに分けられ、アルファベットの後に続く番号が高いほど色が濃くなります。ex)A1、A2、A3、A3.5、A4など
このシェードガイドを実際に歯に当てて色味を選び、色を確認し、近い色をいくつか歯に沿わせて、シェードテイキング用の写真を撮影していきます。
実際には下の画像のように撮影していきます。
このように詰め物や被せ物でシェードガイドは頻繁に使いますが、またホワイトニングなどの色の変化を見る時にもこのシェードガイドは使っていきます。
この様にしてセラミックの詰め物などは色あわせをするので、最終の装着時には、しっかりと色の合った物を装着することができます。
セラミックスなどの審美治療をご希望の方はお気軽にご連絡下さい。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)