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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は、歯を抜いた後放置するとどうなる??というテーマでお話させて頂きます。
虫歯や歯周病によって、残念ながら歯を抜かないいけない場合があると思います。
抜いた場所に行える治療としては、
①義歯(入れ歯)
②ブリッジ
③インプラント
の3つになります。それぞれメリット・デメリットがあり、詳しくはまた別の機会でお話したいと思いますが、その3つのどれも選ばずにそのまま放置するとどうなるか解説していきたいと思います。
下のレントゲン(パノラマ)写真を見て頂きたいのですが、この方は歯を抜いてから数年そのままにしていたとのことで来院されました。
この画像よりわかるのは、上の青丸の前から6番目の歯(第1大臼歯)が横の歯に比べ、下に伸びてきています。
これは、下の6番目の歯(第1大臼歯)を抜歯したことにより、噛む相手がいなくなり、下に伸びてきているのです。歯科では一般的に挺出と言います。
また緑の丸の下の7番目の歯(第2大臼歯)が手前に倒れてきています。
これも下の6番目の歯(第1大臼歯)を抜歯したことにより、隣合う歯がいないことで支えがなくなり、手前に倒れてきたのです。
このように抜歯した後、そのままにしておくことで、周りの歯に影響が出てしまいます。
もちろん治療方法はありますが、今から治療をするとなると、抜いた時に治療するよりも、格段に時間や費用がかかってしまいます。
後で後悔しないように、説明をしっかり受け、正しい選択をしましょう。
歯の位置や何か気になることがあれば、いつでもご質問下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)