Blog
ブログ
Blog
ブログ
こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今日は睡眠時無呼吸症候群についてお話していきたいと思います。
みなさん睡眠時無呼吸症候群という言葉を聞いたことがありますか?
今は歯科でも取りあげられる事が多いテーマとなっています。
歯科としては、マウスピース(Oral Appliance)を作ることが主に多いと思います。
そもそも、睡眠時無呼吸症候群とはどういった物でしょうか?
なかなか1回ではお話しきれないテーマなので、今回は概要をお話していきます。
病態のメカニズムとしては、
①閉塞性 気道が物理的に閉塞する呼吸筋を支配する脳幹部の以上により呼吸運動が停止する
②中枢性 呼吸筋を支配する脳幹部の以上により呼吸運動が停止する
③混合性 閉塞性と中枢性が混在するもの
の3つに分けられます。
臨床的には95%が閉塞性及び混合性と言われており、また歯科でアプローチできるのも、この2つのものになります。
それぞれによりもちろん対応が異なります。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Aprea Syndrome:SAS )とは睡眠中に無呼吸を繰り返すことで、日中に眠気を伴うなど、様々な合併症を起こす病気です。
これにより、日中のパフォーマンスが下がったり、交通事故の原因になったりもします。
また繰り返す無呼吸により心臓への負担がかかりことで交感神経が刺激され、高血圧症、脳卒中、糖尿病、肥満、不整脈、心筋梗塞など様々な影響が出てきます。
日本では睡眠時無呼吸症候群の患者さんがなんと300万人いると言われています。
その中でも50〜80%は対応できると言われています。
また治療法など、詳しい話は後日していきますが、今回は睡眠時無呼吸症候群という名前だけでも覚えて頂ければと思います。
日中の眠気が急に襲ってくる方は、大きな事故などがないよう、ぜひ一度ご相談頂ければと思います。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモール2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)