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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は精密根管治療について症例をお見せしたいと思います。
今回は左上の7番目(第2大臼歯)の痛みと腫れを訴えて来られた方です。
口腔内をチェックした後にCTにて歯の状態を確認すると、歯の周りを取り囲む、透過像(黒いもやもや)と上顎洞への炎症を認め、精密根管治療にて対応することとなりました。
精密根管治療と、通常の保険内の治療の違いとしては、
・時間を長時間かけれる(結果として通院回数を削減できます)
・マイクロスコープを用いて治療を行える
・保険内では使用できない高価な機材や材料を使うことができる
といったところになります。
下の画像が術前と術後の画像の比較になります。
水色の丸の上顎洞の炎症は完全に引いてはいませんが、炎症が縮小しているのがわかります。
また緑の丸を見ると、若干ですが、黒い部分が減り、灰色の部分が増えてきているのがわかります。
根管治療は、生体の反応を待たないといけないので、レントゲン写真上で変化を目視するまでに時間がかかります。
この期間は根管内の薬の交換をしたり、症状がなければ根管充填に移行していったり、状況により治療の流れは異なります。
今回は根管治療により症状が落ちつたので、根管充填を行い、仮歯を入れて様子を見ている段階になります。
マイクロスコープを用いた精密な根管治療をご希望の方は一度ご相談下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)