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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は、精密根管治療についてお話していきたいと思います。
精密根管治療とは、保険診療外の根管治療になります。
もちろん保険の範囲内で根管治療を行うこともできますが、保険診療外で根管治療を行うメリットはあるでしょうか??
答えとしては、もちろん多くのメリットがあります。
保険内の診療において、根管治療の費用はとても安価に設定されており、患者さんの立場で考えると非常に助かるのも事実だと思います。
しかしクリニック側の立場に立って考えてみると、根管治療による収益はほとんどない為、その根管治療に多くの時間を割けないことがわかるかと思います。
そういった背景から、根管治療の予約はたいていが30分の治療時間であり、準備等の時間を入れると、実際に根管の中を触っている時間は半分にも満たないかもしれません。
また当院では保険の根管治療でもラバーダム防湿を行いますが、多くの歯科医院では保険の根管治療でラバーダム防湿を行わず、簡易防湿と呼ばれる、歯の横にワッテを挟む程度のものかと思います。
当然根管内に唾液が入り、根管内をキレイにできるかどうか以前の問題となります。
ではなぜラバーダム防湿をしないかと言うと、ラバーダム防湿のラバーの部分は使いすてである為、コストがかかるためです。
先ほど言った用に保険内の根管治療の費用が低い為、コストの削減の為に、ラバーダム防湿は行わないクリニックが多いのです。
一方で保険外の精密根管治療は、費用が自由診療で保険内の診療に比べかかる分、治療の多くの時間を割けます。通常精密根管治療であれば、60分〜90分の予約をとり、時間をかけて治療をすることができ、また時間をかけることができる為、歯科用の顕微鏡である、マイクロスコープを用いて治療を行うことができます。
マイクロスコープを用いた治療は細かい部分まで見える反面どうしても時間がかかってしまいます。
その為、保険内の根管治療で部分的に使うことはあっても、多くの時間をマイクロスコープで治療すると言うのは現実的に、不可能と言えます。
ご自身の大切な歯を残すために、状態の悪い歯は精密根管治療を検討してみてもいいかもしれません。
質問等ある方はお気軽にご連絡下さい。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)