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高齢者歯科について|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

高齢者歯科について

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

今回は高齢者歯科についてお話していきます。

 

8020運動という言葉をご存知でしょうか??

 

8020運動とは、厚生労働省や日本歯科医師会が推奨している運動のことを指します。
永久歯が1番目の中切歯から7番目の第二大臼歯までの7本が上下左右にあるので合計28本を永久歯の基本の本数として考えます。
この28本のうち、80歳になっても20本の歯を残そうというのが、8020運動になります。
この8020運動の目的は、生涯にわたって自分の歯で食事をとることができ、またその食事を楽しむことができるようにすることです。
28本の歯のうち、少なくとも20本以上永久歯があれば、食べ物をよく噛むことができるとされていてます。

よく噛めることで食事量も増え、結果として健康につながると考えています。
その8020運動を達成する為にも、高齢者歯科についても考える必要があります。

 

高齢者歯科とは、高齢者特有の口腔の健康問題やニーズに対応する歯科医療の分野です。

 

高齢者は、加齢に伴う身体的変化や健康状態の影響を受けやすいため、特別な配慮が必要となる場合があります。

高齢者歯科における特徴と課題を以下に列挙します。

1. 口腔の健康状態
・高齢者は、歯周病や虫歯のリスクが高まります。
・ 歯の喪失が多くなり、入れ歯やインプラント、ブリッジの必要性が増加します。

2. 全身的な健康問題
・糖尿病、心疾患、認知症など、他の健康の問題が口腔の健康に影響を与えることがあります。
・ 口腔乾燥が薬の副作用によって起こり、う蝕の増加など口腔内の健康に影響を及ぼすこともあります。

3. 口腔ケアの重要性
・高齢者の方は自分での、ブラッシングなどの口腔ケアが難しくなることが多いため、家族や介護者のサポートが重要となってきます。

 

ではそういった高齢者の方への治療法・対応はどういったものがあるでしょうか??

 

1. 定期的な歯科検診
・まず1番大事なのは、症状を悪化させないことです。定期検診を行うことにより、虫歯や歯周病などの問題を早めに発見し、適切な治療を行うことができ、重症化を防ぎます。

症状が悪化すればするほど、治療期間は伸び、治療自体も大掛かりになります。

2. 予防的ケア
・フッ素塗布や歯石除去など、予防的な処置が重要です。

3. 義歯やブリッジやインプラント
・歯の喪失がある場合は、欠損部分位入れ歯やブリッジ、インプラントを用いた治療を行い、噛み合わせを作り、咀嚼力の向上を図ります。

4. 口腔乾燥症の管理
・薬の影響や加齢による口腔乾燥症がある場合、唾液の分泌を促す治療や保湿剤の使用が推奨されます。

5. 栄養指導
・食事が口腔の健康に与える為、栄養指導を行うことも重要となります。

このようなものが挙げられます。

 

高齢者の方は早めの定期検診をおすすめします。

ご希望の方はお気軽にご連絡下さい。

 

きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階

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