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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は部分矯正について症例画像を交えてお話させていただきたいと思います。
矯正治療と言えば、全顎的な矯正治療と部分矯正に大きく分けられるかと思います。
当院ではどちらもおこなっていますが、今回は部分矯正にフォーカスを当てていきます。
全顎矯正は全体を触ることで、審美性の改善、また咬合(噛み合わせ)の改善をおこなうことが可能となりますが、部分矯正はどちらかと言えば、全体の咬合(噛み合わせ)は維持したまま、審美性の改善をおこなったり、逆に、一部分の噛み合わせの改善をおこなっていったりします。
今回は、ワイヤー矯正で審美性の改善を行なった方の症例報告になります。
術前の状態は、噛み合わせに違和感や痛みなどはなく、左上の犬歯(3番目の歯)の位置による審美不良の改善のみを希望された為、今回は部分矯正にて対応することとしました。
下の画像のBeforeの状態が術前の口腔内写真になります。
この術前の状態から、ブラケットと呼ばれる、歯の表面につける、ワイヤーを通す装置をつけ、そこにワイヤーを通し、細かい針金で止めていきます。
3M、5Mと書かれている、画像がそれぞれ、3ヶ月ご、5ヶ月後の口腔内写真になります。
だんだんと左上の犬歯(画像では向かって右)の位置が変わってきているのがわかるかと思います。
Afterが最終6ヶ月経過後の、矯正装置を外した後の状態になります。
術前・術後を比較すると、歯並びが改善していることがわかります。
咬合面観(上下の歯の噛み合わせの面)が下の画像になります。この方の場合左上の乳歯が残存していることで犬歯の位置が悪くなっていた為、乳歯を抜歯し、できたスペースに犬歯を移動させました。
また術後の後戻りのための対応もしています。
矯正治療の後は、歯が元の場所に戻ろうとする後戻りという現象が起こります。
それを防ぐために様々の装置などがありますが、今回は、固定性の装置を歯の裏側につけています。
これにより、犬歯の後戻りを防ぐ効果があります。
このように部分矯正であれば短期間で終了する場合もあるので、歯並びが気になる方はお気軽にご相談下さい。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)