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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は、飛行機に乗ると歯の痛みが出る??というテーマでお話をさせて頂きたいと思います。
そもそも気圧とは、大気(空気)の圧力を指します。
地上の気圧とは、地上単位面積の上に存在する空気の柱を考えてみた時の、その重さを指します。
地上から高い山に登ったり、飛行機で高い場所に行くと、単位面積にかかる空気の柱の長さが短くなるため、気圧は高さとともに低くなります。
では歯で考えるとどうでしょうか?
歯の内側には歯髄腔(しずいくう)という神経や血管に富んだ場所が存在します。
飛行機に乗って気圧が下がると、この空洞が膨張し、圧迫される為、痛みとして出る場合があります。
イメージとしては、高山などに登った時に、ポテトチップスなどの袋がパンパンに膨らんでいる画像を見たことがあると思います。
これが歯の内部でも起こってしまいます。
このような飛行機内で起こる、歯の痛みを航空性歯痛ともいったりします。
気圧の変化が原因であることから、登山など身近なところでも起こるので、歯の治療中の場合は、治療の時期をズラすなど注意しましょう。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)