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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回はGBR、サイナスリフト、ソケットリフトと呼ばれる治療について簡単にお話させていただきたいと思います。
GBR、サイナスリフト、ソケットリフトはインプラント治療に先立って行われる治療です。インプラント治療をおこなう場合、まず前提条件として骨がある程度なければ、そのままの状態では治療をおこなうことができません。
そのような骨の量が十分でない場合に、骨造成と言われる、骨を作っていく処置をおこなうことでインプラントを埋入していくことができます。
骨の量と言っても、骨の高さと骨の幅(厚み)で考えていき、高さか幅がないかで、治療の術式や、骨を作っていく量も変わってきます。
骨を増やす方法としては、主にGBRと言われる術式が用いられます。
GBRとはGuided Bone Regenerationの略であり、日本語では骨誘導再生療法とも呼ばれたりします。
材料は様々なものがあり、詳しくはここでは割愛させていただきますが、自家骨(自分の別の部位の骨)
を用いたり、他家骨を用いたりして骨を作っていきます。
GBRの場合、骨の幅を作るよりも、骨の高さを作るのが非常に難しいとされています。
その為、上顎でインプラント治療する際に、骨の高さが大幅に失われている場合は、サイナスリフトやソケットリフトといった手法を使って、上顎洞にアプローチする方法をとる場合があります。
詳しくは後日またお話させていただきたいと思いますが、上顎洞にアプローチすることで、垂直的に高さを獲得することができ、通常では難しかった、インプラント治療をおこなうことが可能となります。
しかし、上顎洞にアプローチするので、外科的な侵襲は非常に大きいですし、失敗した時のリスクももちろんあります。
どの治療においても、メリット・デメリットはあります。
その点をしっかりと説明を聞いた上で、本当にインプラント治療をしていくのか、もしくはブリッジや入れ歯のような他の治療を選択していくのか、しっかり考えて決めるようにしましょう。
納得しないまま治療を進めていくことはよくないので、気になる点があれば、いつでもが連絡いただければと思います。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)