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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回はセラミックスアンレーについてお話していきたいと思います。
セラミックス治療において、その虫歯の大きさにより様々な治療の種類があります。
今回はセラミックスインレーとセラミックスアンレー(オンレー)の違いについてお話します。
セラミックスインレーとセラミックスアンレー(オンレー)の違いは、簡単にいうと、セラミックスの範囲、つまり虫歯の大きさや、失った歯の大きさにより異なってきます。
歯には、通常咬頭と言われる歯の山のあたる部分と、歯の窩(か)にあたる部分つまり、歯の凹んでいる谷に当たる部分とがあり、歯の裂溝といったりします。
下の図でいうと、歯のエナメル質の先端の尖っている部分が咬頭、凹んでいる部分が裂溝、窩(か)に当たります。
これを踏まえた上で、インレーとアンレーの違いをお話すると、通常インレーはこの咬頭が全て残っている場合の詰め物になります。
下の画像みたいに、歯の山の部分が残っている場合にセラミックスで治療した場合の、詰め物の名称をセラミックスインレーと言います。
歯により咬頭の数は変わり、2つであったり、4つ、5つ、6つと様々ですので、咬頭の数で決まるのではなく、咬頭が残っているかそうでないかで決まっていきます。
では、アンレー(オンレー)の場合は、この咬頭を1つでもカバーする形態になることを指します。
つまり、歯の大部分をセラミックスでカバーするイメージです。
下の画像がセラミックスアンレーの画像です。
セラミックスインレーとセラミックスアンレーで、セラミックスで覆っている範囲が異なることがこの画像からわかるかと思います。
さらに、咬頭が1つも残らない場合はセラミックスオーバーレイと言われる場合もあります。
セラミックスオーバーレイとセラミックスクラウンの違いとしては、セラミックスクラウンが歯の全てを覆うのに対し、セラミックスオーバーレイは極力歯の保存をおこなっているので、残存する歯の量に違いがあります。
歯質量:セラミックスオーバーレイ>セラミックスクラウンとなります。
まとめると
インレー:咬頭が全て残っているもの
アンレー(オンレー):咬頭が1つ以上残っているもの
オーバーレイ:咬頭が全てないもの
という分類になります。
ご質問等あれば、お気軽にご連絡下さい。
きたつじ歯科クリニック
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院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)