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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はTBIと言う、歯ブラシ指導にについてお話していきたいと思います。
TBI(ティービーアイ)とはTooth Brushing Instructionの略で、歯科では日常の診療で頻繁に行われるものになります。
TBIは簡単に言うと、歯科医院で歯磨きのプロである、歯科衛生士さんから磨き方の指導を受けることを指します。
TBIといってもやり方は様々で、もちろん患者さんそれぞれによってもやり方やお伝えする項目が異なってきます。
その為、ここでは簡単に概要についてお話していきたいと思います。
TBIではいくつかやり方があり、それぞれを解説していきたいと思います。
①患者さんに模型やアニメーションで歯ブラシの当て方を確認してもらう
これは歯の模型やアニメーションを使って歯ブラシをどの角度で当てるのが正しいかを見てもらうものになります。
最も簡便で時間も短く行えますが、実際には患者さん自身が口腔内で歯ブラシの当て方を確認する訳ではないので、実際にお口の中で実践した時に、うまくできない場合があるのが欠点かと思います。
②手鏡を見てもらった上で直接ご自身で歯ブラシをしてもらう
これは患者さんに普段使ってもらっている歯ブラシを持ってきてもらい、歯ブラシをしているところを歯科衛生士さんに確認してもらい、歯ブラシのあて方が悪いところ修正していく方法になります。
これは実際に患者さん自身が手を動かすので、磨き方の上達は早いことが利点として挙げられるかと思います。
しかし歯ブラシを持ってきていただく手間があるのが欠点かと思います。(歯科医院で、患者さんに適した歯ブラシを買っていただくことも可能です)
③染め出しと言われる液体でプラークの付着している部分を染め出し、磨けていない部分を確認してもらう
最後が、染め出しと言う、プラークに反応する液体を口に含んでもらい、その部分を確認してもらい、歯ブラシの指導を行う方法になります。
この方法は色でプラークが残っている部分を確認することができるので、一番効果としてはあるかと思いますが、歯に一時的に少し色が残る場合があるので、どこかにお出かけする前には不向きかと思います。
TBIにより正しいブラッシング圧で正しい場所を磨く習慣を身につけ、よりよい口腔内の環境を作っていきましょう。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)