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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は歯ぐきの黒ずみの除去についてお話していきたいと思います。
歯ぐきの黒ずみのことをメラニン色素沈着とも言います。
メラニンは口蓋粘膜、頬粘膜や口唇粘膜に好発するとされ、少し専門的な話にはなりますが、Addison病、McCune-Albright症候群、Peutz-Jeghers症候群、神経線維腫症I型(von Recklinghausen病)といった全身的な疾患でも起こる場合があります。
今回は歯肉に限局したメラニンについてお話していきます。
歯ぐきが年々黒ずんできたという方もいるのではないでしょうか??
歯ぐきが黒ずんでいると笑った時の見た目が悪くなり、なかなかうまく笑えない場合もあります。
メラニン産生細胞(メラノサイト)は上皮の基底細胞層にあり、ここで過剰にメラニン色素が産生されるとメラニン色素が沈着していきます。
メラニン色素の沈着の原因は様々あり、紫外線やタバコ、口呼吸、飲食物、ブラッシングなどがあります。
なかでもタバコによる影響は大きく、喫煙歴の長い方は特に歯ぐきに黒ずみがあるかと思います。
下の画像の左側がタバコによる黒ずみの改善を希望されて来院された方で、右側が治療後になります。
パッと見で色調がかなり改善されている事がわかります。
今回の治療は薬剤で行いました。表面麻酔をおこなった後、薬剤を塗布していきます。(痛みが不安な方には麻酔もおこなうこともできます。)
それを何回か繰り返すことで色調の改善が見られます。だいたい4、5回程度でこれぐらいの色調の改善を認めることができます。
また薬剤だけではなく、当院にある、レーザーを用いても、歯ぐきの黒ずみの改善を行う事ができます。
タバコや何かしらの原因で、歯ぐきの色が黒くなり、見た目が気になっている方は一度気軽にご相談下さい。
メラニン色素除去
費用:33,000円
治療回数:3〜7回
治療に伴うリスク:治療後歯肉に痛みが出る場合があります。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)