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喫煙と歯科の関係について|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

喫煙と歯科の関係について

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

今回は喫煙の歯科との関連についてお話をしていきたいと思います。

 

一般的に喫煙をすると、身体に悪いイメージはあるかと思います。

主に喫煙による健康被害としては、肺がんをはじめとした、多くのがんのリスクが上がったり、また心筋梗塞、脳梗塞などの循環器の疾患を招く場合もあります。

さらに妊娠中の喫煙により、早産や流産、低体重児、先天異常などのリスクも高まってしまいます。

また喫煙者は、喫煙しない方と比較すると、約10 歳程度、寿命が短くなることが明らかとなっています。

またタバコの煙には5300種類の化学物質が含まれるとされており、煙による受動喫煙で周囲の方への健康被害の影響も起こってしまいます。

 

このタバコによる影響ですが、歯科関連にも大きく影響を及ぼします。

 

一般的に知られている影響としては歯周病への影響があります。

喫煙者は非喫煙者に比べ、平均で約4倍歯周病になりやすいとされています。

しかし、その喫煙量によっても違いがあり、1日タバコを吸う量が9本以下では3倍、1日に31本以上吸う方では、6倍にもなってしまいます。

このタバコを吸うことで、歯周病が格段に増えるというよりは、身体の防御機構は弱くなるイメージです。

その為、喫煙者の場合は、歯周病になりやすく、また治りにくくなるとされています。

 

また、喫煙をすることで、インプラント治療の成功率にも影響が出ると考えられます。

インプラント治療は歯を失った部分に、人工のインプラントの歯根を入れることで、周りの歯を削ったりすることなく噛めるようになるという治療ですが、インプラントの部分は人工物の為、虫歯になることはありませんが、歯周病には罹患してしまいます。

その為、インプラント治療後も喫煙を継続されている方では、歯周病のリスクが高くなり、最悪インプラントが脱落してしまう場合もあります。

 

そもそも、インプラント治療をする上で、インプラントと骨の結合が得られにくい場合もあり、インプラント治療を行う場合はそういった点も十分に説明した上で治療を行います。

 

このように、喫煙は歯科の領域においても多大な影響が出るため、ご自身や周囲方の健康のためにも。できる限り禁煙を行うようにしましょう!!

 

 

 

 

きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階

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院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)