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セラミックインレー 症例|きたつじ歯科クリニック|尼崎市武庫之荘駅の歯科・歯医者

セラミックインレー 症例

こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。

 

今回はセラミックインレーの症例のご紹介をさせていただきます。

 

インレーとは虫歯が大きくなり、隣の歯との接触する部分まで虫歯が進行した場合に用いられる治療方法になります。

 

虫歯が小さい場合はコンポジットレジンでの治療もありますが、その虫歯の大きさや患者さんの希望を踏まえ治療法は決定していきます。

 

今回は虫歯が広範囲にわたって進行していた為、患者さんの希望でセラミックで治療することとなりました。

通常セラミックの治療を行う場合は以下の流れで治療を行います。

 

1日目:麻酔をした後、虫歯や既存の詰め物・補綴物を除去。虫歯を完全に除去後、セラミックの形で型取りを行なっていきます。その後型を取った部分には仮の詰め物をし、その日は終了となります。

ただし、虫歯が神経の近くまで進行している場合は術後の症状が出ないかを確認する為、仮の材料で補強のみ行い、1〜2週間程様子を見ます。

 

2日目:歯科技工士さんが作製してくれた詰め物を口腔内にセットしていきます。

麻酔を行い、仮の詰め物を除去、プラークなどの汚れを取った後、口腔内でセラミックの詰め物を試適し、適合・色調が問題ないかを確認していきます。

その後当院ではラバーダム防湿を行い、セラミックを装着していきます。

以下の工程を写真を交えて説明していきます。

 

ラバーダム防湿を下の画像のようなものを指します。

 

 

治療対象となる歯やその隣の歯にクランプという金属製の器具をかけていきます。

上の写真では1番左の歯に器具がかかっています。

その器具に引っ掛ける形で水色のゴムのシートがかかっています。

このラバーダム防湿を行うことで以下のようなメリットがあります。

・治療部位に唾液が入らない

・セラミックなどの詰め物を間違って口腔内に落とすリスクがない為、誤嚥などの心配がない

・治療部位を明示することで、術中の治療の操作が行いやすいなどです。

 

なかでも唾液がセラミックの装着部位に混入してしまうと、せっかくつけたセラミックが脱離した、際から虫歯になってしまうこともあります。

このようにラバーダム防湿を行うことで様々な恩恵があります。

 

その後、ラバーダム防湿下でセラミックを装着していきます。

 

 

1番左に詰め物が装着されているのがわかるかと思います。

 

最終の状態が以下の画像になります。

 

 

非常に審美的な詰め物が装着されているのが確認できます。

当院ではセラミックやジルコニアなどの審美治療に力を入れています。

 

治療をご希望の方はお気軽にご連絡下さい。

 

 

きたつじ歯科クリニック

尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階

HP:https://kitatsuji-dc.com

TEL:06-6438-1182

FAX:06-6438-1185

院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)