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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回はセラミックの治療はどこで治療しても同じ??というテーマでお話します。
ではテーマに対しての回答ですが、セラミックは治療するクリニックによって全く仕上がりが違います!!
ではその違いは何がもたらしているでしょうか??
いくつかポイントがあるので解説していきます。
①術者の技量による違い
もちろん治療する側がセラミックの治療の経験が少なければ、たまたまうまく治療がいくケースがあったとしても、安定して同じ結果がでるとは限りません。
ではその術者の技量とはなんでしょうか?
・セラミックに対する知識
・実際に歯を綺麗にセラミックに向いた形で削れるか
の2点が少なくとも必要です。
修復物の材料によって歯の削る量は大きく異なります。簡単な例で言うと、金属の場合は強度がある為、薄く削っても詰め物や被せ物が壊れることは少ないですが、セラミックの場合は薄いと簡単に壊れてしまいます。
では反対に大きく削りすぎると神経にダメージを及ぼし、しみる症状や痛みを引き起こす可能性があり、最悪の場合神経を取らないといけなくなってしまうことも…
その為、セラミックに合った適切な歯の削る量を見極め、それを実行する力が必要です。
下の画像はラミネートベニアを作る為に歯を削った後の画像です。
特にラミネートベニアのような治療は技術力に大きく左右されるので、クリニック選びは非常に大切です。

②セラミックを作る歯科技工士さんによる違い
歯医者が歯を削り、最終的に詰め物や被せ物を作製してくれるのは歯科技工士さんになります。
つまりどれだけ歯科医師が上手に歯を削っても、物を作る歯科技工士さんと連携が取れていなければ、いい物をお口の中に装着することはできません。
当院では経験豊富な歯科技工士さんとタッグを組み治療にあたっているので、審美的・機能的にばっちりの仕上がりでセラミックを装着することができます。
下の画像は当院で行なったセラミック(ジルコニア)治療になります。
とても審美的な仕上がりになっているのがわかるかと思います。


③接着の違い
最後はセラミックを口腔内にセットする時の接着のさせ方の違いになります。
セラミックは水分により接着の阻害が起きます。
その為、当院ではセラミックインレーやラミネートベニアなどを装着する時にはラバーダム防湿を行い、極力水分を排除した接着操作を行なっています。
下の画像がラバーダムをした上での接着の画像になります。



こういった違いにより、クリニックごとにセラミックの治療は大きく異なります。
せっかく費用をかけるのであれば、技術や知識のしっかりしたクリニックで治療を受けるようにしましょう!
セラミック治療をご希望の方はお気軽にご連絡ください。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)