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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
補綴前処置(クラウンレングスニング)のお話をしたいと思います。
虫歯により歯肉の下に歯があったり、最終の被せ物が脱離するのを防ぐ為に歯の高さを確保したい時、審美的に歯ぐきの位置を変更したい時に、クラウンレングスニング(歯冠長延長術)を用いる場合があります。
今回は審美的な改善の為に、クラウンレングスニングを行った方のご紹介をしていきます。
上が術前の状態になります。一見ではそこまで気になりませんが、歯ぐきのラインに左右差があり、患者さんがそこも含めて審美的に治療をしていきたいとのことだったので、クラウンレングスニングを行っていきました。
上の画像のように歯ぐきを下げる為に、歯ぐきとその下の骨の部分の形を整え、縫合していきます。
多少の出血があり、とても痛そうに見えますが、この方は翌日の消毒の時点でもあまり痛みはないとのことでした。
上の画像がある程度歯ぐきが治癒してきた状態になります。
もちろん普段は仮歯を入れて生活して頂いています。
最初の状態に比べると、歯ぐきのラインが左右対称になっていることが確認できます。
ここから最終の形を整えて型取りを行なっていきます。
下の画像が最終の状態になります。
非常に審美的な補綴物を歯科技工士さんに作って頂き、患者さんも非常に満足されました。
被せ物はジルコニアセラミックスクラウンです。
前歯の被せ物の色・形が気になる、歯ぐきの形が気になる等、お悩みの方はぜひ一度ご相談下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)