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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は子供の指しゃぶりについてお話させて頂きます。
指しゃぶりは、1歳半から2歳ぐらいまでは通常見られる習癖ですが、長引くことで歯に影響を及ぼします。
指しゃぶりをすることで、歯に力がかかり、上の前歯は上前方に押し出され、下の前歯は後下方へと押さえつけられます。
それにより、出っ歯になったり、奥歯を噛み合わせたときに前歯がかみ合わない開咬(かいこう)という状態を引き起こします。
下の画像のように上下の前歯に隙間が開いてくると要注意です。
さらに、指を強く吸うことで、奥歯を外側から内側に押す力がはたらき、歯ならびの横幅が狭くなります。
一般的にこの狭くなった歯並びの状態を狭窄歯列弓と言い、さまざまな問題が生じます。
3歳を過ぎても、指しゃぶりが続く場合は、寝るときに手袋をはめたり、両手遊びをしたりしましょう。
(参考文献:プロケアの本 編著 新田浩・茂木美保・小林宏明 デンタルハイジーン別冊 医歯薬出版株式会社)
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)