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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はMTA治療の症例についてお話させて頂きたいと思います。
MTA治療とは、近年注目されている、神経保存療法のことを指します。
神経を取ることで、歯の予後が大きく悪くなることから、神経を極力残すようにしようというのがこの治療のコンセプトになります。
詳しくは以前のブログをご参考下さい。
実際の治療の手順をご紹介をさせて頂きたいと思います。
術前の診断で虫歯が大きい場合や、一度虫歯を取っていき、神経に近くなった場合、ラバーダムを使用し治療を進めていきます。
唾液には大量の細菌が含まれるため、唾液が入らない環境で治療をしていくのが、MTA治療の大原則になります。
下の画像のように、ラバーダムを行い、虫歯を取っていきます。
ある程度虫歯を取っていくと、下の画像のように神経が見えてきます。
虫歯の菌が神経に到達し、感染している部分からは出血はなく、下の歯は神経が生きていることがわかります。
その後、神経からの出血を止め、MTAを詰めていきます。
下の画像が止血が終わった後の状態になります。
そしてMTAを詰めたのが下の状態です。
歯の中心の白い材料がMTAになります。
この後、一旦、仮の修復材料で蓋をし、症状が出ないか数週間から数ヶ月待ちます。
その後、セラミックスを用いてインレーやオンレーの治療を行なっていきます。
MTA治療に関してご質問のある方は、お気軽にお声がけ下さい。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)