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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はTCHについて解説していきます。
TCHとはTooth Contacting Habit略で、上下の歯を接触させ続けてしまう癖のことを指します。
歯の噛み合わせが強いと、顎関節症の原因になったり、知覚過敏や歯周病にも影響が出る場合もあります。
1日の中で、歯と歯の接触時間はどれぐらいかご存知でしょうか?
健康な方で、20分以内と言われています。
もう少し長いかと思われるかもしれないですが、実際には食事の時には、物が介在するので実際には歯と歯が直接は触れてはいません。
しかし、患者さん自身の自覚がないと、問診でもTCHを術者が見つけるのが難しかったりします。
TCHを見つけるポイントとしては、頬粘膜や舌に圧痕を認めたり、低位舌の方がTCHの場合が多いと言われています。
低位舌の場合上下の臼歯が触れやすく、TCHを引き起こしやすいので、意識的に舌を上顎の口蓋に持っていくようにしましょう。
(デンタルハイジーン 2021年2月号より引用)
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモール2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)