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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回はプラークリテンションファクターについてお話させて頂きます。
プラークリテンションファクターとは一体何のことでしょうか?
プラークリテンションファクターとはプラーク(歯垢)が蓄積しやすい環境、かつプラークコントロール(PC)を阻害する環境因子を指します。
つまり他の歯の場所に比べて、プラークが溜りやすい部分のことです。
では、プラークリテンションファクターはどのような場所が該当するかというと、歯石、不適合修復・補綴物(詰め物や被せ物)、歯列の異常部位(叢生部:歯が重なりあってデコボコした場所)、歯の形態異常部位、口呼吸、食片圧入、口腔前庭(歯列の唇・頬側の部分)、小帯の高位付着部分などが挙げられます。
下の画像で言うと、緑の丸の部分が叢生部であり、プラークが溜まりそうなことが一目でわかります。こういった部分は当然虫歯にもなりやすく注意が必要です。
それぞれのプラークリテンションファクターを把握し、それぞれに応じた対策をしなければいけません。
例えば、歯石が残っている場合は歯石を取り、不適合の詰め物や被せ物があれば、治療をして、詰め物を作り直す必要があります。
もちろん歯並びとかはすぐに改善できるわけではないですが、どこにプラークが溜まりやすい把握し、その部分を入念に歯磨きするだけで効果があります。
一度、歯医者でプラークリテンションファクターの部分を確認してみましょう。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)