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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は、定期的に歯石を取らないといけない理由とは?というテーマでお話させて頂ければと思います。
みなさんなんとなく歯石について、お口の中で時間がたつとついてくるもで、それはあるよりはない方がいい、つまり取った方がいいものというイメージかと思います。
ここではその歯石についてもう少し詳しくお話をしていきたいと思います。
歯石とは下の画像のように、歯の歯根と呼ばれる根っこの部分に主に付着します。
そもそも歯石とは、唾液のなかには、消化酵素などいろいろな成分が含まれていますが、その中のカルシウムなど、石になる成分が沈着して、プラークが石に変化したものが歯石になります。
しかし歯石自体はただの石である為、病原性はありません。
ではなぜこの歯石を取らないといけないでしょうか??
それは歯石の構造に問題があるからになります。
歯石の表面はざらざらしており、小さな穴がたくさんあいた軽石のような構造になっています。
この穴の中に細菌がもぐりこんでしまい、常に細菌から悪い毒素が放出される為、歯ぐきの状態を悪化させていきます。
また歯石はとても硬く、歯石の上をいくら歯ブラシでこすっても、歯石は取れず、その上からまた追加で歯石が付着していき、どんどん大きくなり、より歯ぐきの状態を悪化させていきます。
このように一度歯石が定着すると、悪循環のループに陥ってしまいます。
では、この歯石を取るにはどうしたらいいでしょうか??
日常の歯ブラシでは取れないとなると、答えとしては簡単です。歯医者に行って歯石を除去してもらうのが必要になってきます。
歯医者では超音波のお掃除をする器械や、下の画像のようなハンドスケーラーのような先の尖った器具を使って歯石を除去することができます。
歯石が大量に付着している場合はお掃除だけで何回もかかってしまうので、日頃から細くお掃除を行うことで、結果として治療回数が減らせる、また費用も安く済ませることができます。
クリーニングは保険適用内の治療となるのでお気軽にご連絡いただければと思います。
痛みが怖い方にも配慮して治療を行なっていますので、お電話やご予約の際にお伝え下さい。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)