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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は歯ブラシは硬さより“当て方”が大切な理由についてお話していきます。
「硬めの歯ブラシの方が汚れが落ちそう」「しっかり磨きたいから力を入れている」「とにかくたくさん動かせばキレイになると思っていた」
実は、このような磨き方が、歯や歯ぐきを傷つけてしまっていることがあります。
歯磨きで本当に大切なのは、“硬さ”よりも「どう当てるか」です。どれだけ高価な歯ブラシを使っていても、当て方が合っていなければ、磨き残しや歯ぐきへのダメージにつながってしまいます。
今回は、歯ブラシの硬さと磨き方の関係、そして歯科医院でよく見かける「もったいない磨き方」についてご紹介します。
歯ブラシには、
などの種類があります。
「かため」の方が汚れが取れそうに感じるかもしれませんが、実際には“硬いから汚れが落ちる”わけではありません。
歯の汚れ(プラーク)は、強くこすらなくても適切に当てれば落とせる汚れです。
むしろ、力任せに磨いてしまうと、
といったトラブルにつながることがあります。
特に最近は、歯ぐきが下がってしみる症状や、「削れ」によるくぼみが目立つ方も増えています。
その原因のひとつが、“強すぎるブラッシング”です。
毎日しっかり磨いているつもりでも、磨き残しが多い方は少なくありません。
その理由として多いのが、
といった“当て方”の問題です。
歯ブラシは、「ゴシゴシ動かす道具」というより、毛先を適切な位置へコントロールする道具に近いイメージです。
特に汚れが溜まりやすいのは、
などです。
これらは、ただ大きく磨いているだけでは届きにくい場所でもあります。
歯磨きが上手な方は、実は力をあまり入れていません。
ポイントは、
「毛先がどこに触れているかを感じながら磨くこと」
です。
例えば歯と歯ぐきの境目なら、毛先を45度くらいの角度で軽く当て、小刻みに動かしていきます。
強く押しつける必要はありません。
むしろ力が強すぎると毛先が広がり、細かい部分へ入り込めなくなってしまいます。
歯ブラシの性能を活かすには、「適切な圧」で「正しい場所」に毛先を届かせることが大切なのです。
「結局どの歯ブラシがいいの?」という質問もよくいただきます。
実際には、
などによって、合う歯ブラシは変わります。
例えば、
など、選び方にもコツがあります。
市販の人気商品が、必ずしも自分に合っているとは限りません。
歯科医院では、虫歯や歯周病の治療だけでなく、「どう磨けばいいか」を確認することも非常に重要だと考えています。
実際、ブラッシング方法を少し変えるだけで、
という方は多くいらっしゃいます。
逆に、どれだけクリーニングを受けても、毎日の磨き方が合っていないと、同じ場所に汚れが残り続けてしまいます。
だからこそ、定期的に磨き方を確認することが大切なのです。
歯磨きは毎日の習慣だからこそ、自己流になりやすいものです。
そして、長年続けている磨き方ほど、自分では間違いに気づきにくい傾向があります。
そんな症状がある場合、歯ブラシの“硬さ”ではなく、“当て方”を見直すことで改善するケースも少なくありません。
歯ブラシは、「強く磨くため」の道具ではなく、「汚れを正確に落とすため」の道具です。
ほんの少し磨き方を変えるだけで、歯や歯ぐきの状態は大きく変わることがあります。
当院では、患者さま一人ひとりのお口の状態に合わせて、
まで丁寧にお伝えしています。
「自分の磨き方が合っているか知りたい」「歯ぐきが下がってきて気になる」「毎日磨いているのに不安がある」
そんな方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。毎日のセルフケアを少し見直すことが、将来の歯を守る大きな一歩になります。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
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院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)