Blog
ブログ
Blog
ブログ
こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は、歯医者での歯ブラシ指導についてお話したいと思います。
歯科での歯ブラシ指導のことをTBI(ティービーアイ)といい、Tooth Brushing Instructionのことを指します。
みなさんが何気なくしている歯ブラシですが、最後に歯科医院で磨き方の確認をしてもらったのはいつでしょうか?
中には、小学校の時の授業の一環で、磨き方を教えてもらったきりや、完全に我流で磨いている方も少なくないかと思います。
では、歯医者で磨き方の指導を受けていないと何が問題でしょうか?
まず1つ挙げられるのは、正しく歯ブラシが歯に当たっていない可能性があることです。
ご自身では毎日、歯磨きをしているという方も、例えば磨き方によって、磨けていない部分があるとすると。そこには長期間プラークという汚れが停滞し、歯石になり、歯周病を引き起こしたり、また虫歯の原因にもなることがあります。
歯の並びを考えると、どうしても前歯の方がブラッシングがしやすく、奥の歯は磨きにくい傾向にあります。
また頬や唇側に比べて、舌側の方が磨き残しが多い傾向にあります。
そういった場合にご自身の歯ブラシの癖を知ることが大事になってきます。
しかし磨き残しは個人個人で違う為、下の画像のような染め出しという処置を行い、その方の磨き方の弱点を炙り出していきます。
この染め出しの液は、はプラークに反応し、色が変わるという特徴があり、この染め出しにより、磨き残しの部分を目で見て確認することができます。
例えば、この方はまずは重点的に前歯の磨き方の指導を行いたかった為、前歯のみに染め出しをしました。(通常は全部の歯を染め出す場合が多いです。)
色が濃い紫色と、ピンク色が確認できるかと思います。
紫は、長期間定着していたプラークの部分で、ピンク色は最近プラークがついた部分になります。
画像を見てもらうと、歯と歯の間に紫色が多く確認できます。
このことからこの方は、フロスの使用を指導したり、後は歯ブラシの当てかたを指導する必要があります。
この様に色をで視覚的に弱点を把握することで、歯ブラシの改善につながるので、とても効果が高いです。
染め出しによるブラッシング指導を、ご希望の方はお気軽にお声がけ下さい。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)