Blog
ブログ
Blog
ブログ
こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)です。
今回は歯石についてお話していきたいと思います。
歯石はプラークが石灰化して硬くなったもの指します。
お口の中で見ると下の画像(前歯の裏側)のように歯の表面についているのが歯石になります。
不十分な歯磨きや、プラークが停滞しやすい部位の存在により、長期間プラークが歯の表面にとどまることで、唾液に含まれる成分である、カルシウムやリン酸がプラークに沈着して(石灰化)、石のように硬くなったものです。
歯石自体に強い歯周病原性はありませんが、粗造な歯石の表面に、バイオフィルムの形成を促し、歯周病が進行していきます。
つまり、歯石により、う蝕(虫歯)を引き起こすことはありませんが、歯周病には影響を与えます。
またプラークは、およそ2週間で歯石となる為、毎日のブラッシングが大事ですが、どんなに歯磨きを頑張っても、100%完全にプラークを除去することは困難なので、数か月程度でほとんどの方には歯石がついています。
歯周病の進行を防ぐ為に、歯医者で定期的に歯石除去を行いましょう。
医療法人 きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2F
北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)