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こんにちは、きたつじ歯科クリニックの北逵です。
今回は、歯が欠けた・割れたときにやってはいけないことについてお話していきます。
― 正しい初期対応で歯を守るために ―
食事中に「ガリッ」と音がして歯が欠けた、転倒して前歯が割れてしまった…。こうしたトラブルは突然起こります。痛みが少ない場合でも、対応を間違えると状態が悪化し、治療が大がかりになることもあります。ここでは、歯が欠けた・割れたときにやってはいけないことを中心に、正しい対処法を解説します。
「少し欠けただけだから大丈夫」と放置するのは最もよくあるNG行動です。見た目が小さな欠けでも、内部ではヒビが深く入っていたり、神経に近い部分までダメージが及んでいることがあります。放置すると、痛みや腫れが後から出てくることも多く、結果的に神経の治療が必要になるケースもあります。
👉 ポイント:痛みがなくても必ず歯科医院へ
歯が大きく欠けた場合、その破片が治療に使えることがあります。特に前歯などは、欠けた歯を接着して元の形に近づけられることもあるため、捨ててしまうのはもったいない行動です。
👉 対処法:水や牛乳に入れて乾燥を防ぎ、持参する
舌で気になって触ったり、ヤスリのようなもので削ってしまう方もいますが、これは危険です。歯の表面を傷つけたり、ヒビを広げてしまう可能性があります。
👉 ポイント:違和感があっても触らない
欠けた状態の歯は非常に脆くなっています。そのまま食事を続けると、さらに大きく割れてしまうことがあります。特にナッツや氷などの硬いものは要注意です。
👉 対処法:反対側でやわらかいものを食べる
まれに市販の接着剤で歯をくっつけようとするケースがありますが、これは絶対に避けてください。接着剤の成分が歯や歯ぐきに悪影響を与えたり、後の治療を難しくする原因になります。
👉 歯の接着は必ず歯科専用材料で行う必要があります
出血や違和感があると、何度も強くうがいしたくなりますが、これも逆効果です。血餅(かさぶたのようなもの)が流れてしまい、治癒が遅れることがあります。
👉 軽くゆすぐ程度にとどめる
一時的に痛みが引くと安心してしまいがちですが、根本的な解決にはなりません。内部で炎症が進行している可能性もあり、症状が悪化するリスクがあります。
👉 痛みが落ち着いても早めの受診が必要
歯が欠けた・割れたときは、「どうするか」以上に「何をしないか」がとても重要です。
これらを守るだけでも、その後の治療の選択肢や仕上がりは大きく変わります。
突然のトラブルでも落ち着いて対応し、できるだけ早く歯科医院で診てもらいましょう。適切な初期対応が、歯を守る一番の近道です。
きたつじ歯科クリニック
尼崎市南武庫之荘1-12-6 松弥サウスモールⅡ 2階
HP:https://kitatsuji-dc.com
TEL:06-6438-1182
FAX:06-6438-1185
院長 北逵 圭佑(きたつじ けいすけ)